OnebyESU「JFF #703D」全サイズ発売を開始いたしました。
JFF #703D
※写真は530mm OBS-RBD-TH 700Cフォーク装着(OF:53mm)、カラー「S-021 サファリGイエロー」フォーク同色塗装。
※ステムハンドルはプロトタイプのOnebyESU インテグレートモデル、チェンリングは「ラ・クランク S-12スピード」、タイヤは「RITCHEY ALPINE JB 700x35C」、ホイールは「GROWTAC EQUAL」が装着されています。
走りそのものが進化した クロモリディスク オールロードモデル
反応の良い軽快さが尖りのないまろやかさと共存し、良く進む快走感からスムーズで安定したコーナリングに導く。
ファストランからロングツーリングやアクティブライドまでを友にするシンプルバランスを追求したオールロードモデル。
前作「#701D」から全てのチューブとディスクエンドを変更したことで、JFFの取り回しやすい中心バランスを重視したジオメトリーと相まって、後輪から常に押し上げられるような体感を得られ、ペダリングの反応性が高まり且つ、しっとりとしたフィーリングを味わえます。コーナーにおいてもバランスよく操縦性に優れ「#703D」は、初心者からベテランまで、全てのサイクリストに応じられるバランス性及び安全性を備えたオールロードモデルに仕上がっています。
※写真は510mm OBS-RBD-TH 700Cフォーク装着(OF:48mm)、カラー「S-001 ホワイト G-7 」フォーク同色塗装。
※ステムは「OnebyESU スージーステム 100mm SL」ハンドルは「Dixna ジェイフィットモア」、チェンリングは「ラ・クランク 11S 」、タイヤは「RITCHEY ALPINE JB 700x30C」、ホイールは「RITCHEY ZETA」が装着されています。
シンプルなチューブに隠された効果
最も薄いところで0.5mmのクロモリバテッドチューブを採用し、各フレームサイズに適応したバテッドの厚みと位置を設定。設計のシンプル化や軽量エンドなどにより前作より130g程度の軽量化も実現しています。455/490mmサイズでは最薄バテッドの距離を最大限伸ばすなど位置の細かな調整を行い、出来るだけライダーの脚に、垂れるような重力を感じさせないように工夫しています。
シンプルにまとめられたシート集合部
シートステーとチェーンステーもダブルバテッドチューブを採用
エンド付近もシンプルにまとめる
RITCHEYエンドの採用
アメリカのレジェンドビルダーであるTom Ritcheyから許可を得て彼の独自設計の優れたディスクエンド(V2)を採用し、軽量化と共にペダリング時の軽快な反応性の実現に貢献しています。
シンプル且つ合理的なリッチーエンド
トラス的構造のフラットマウントディスク台座は軽量化と強靭性を兼ね備える
リプレースハンガーは内側に取り付けられスマート
必要最低限のチューブ加工
シンプルなBBシェルから繋がるチューブには、控えめながら走行感に大きく影響する加工が施されています。特に扁平化され突き上げを抑制するシートステーと、余裕のあるタイヤクリアランスと推進へのバネ感を発揮する美しいチェーンステーは大きな特長です。
スマートで美しいラインを描くチェーンステー
25%扁平加工が施されたシートステーが効果を発揮する
チェーンステーとシートステーとエンドが絶妙にバランスし軽快な快適性を生み出す
細部の丁寧な仕上げ
無駄のない溶接ビートで各部を繋ぎ、シート部も美しく仕上げています。
真円チューブが美しく接合されたヘッド部分
肝腎要のBB部も変形させることなく素直に接続
シートステーのボルト部分も丁寧に肉抜きされる
ヘッドマークは「S」をモチーフにした家紋風デザイン
トップチューブ上に筆跡をベースにしたモデル名が入る
タイヤクリアランス
推奨最大700×38Cタイヤを受け入れるクリアランスを確保しています。700×35C(RITCHEY ALPINE JB)ではシートステーとチェーンステーのタイヤ通過部左右各8mm以上、ダウンチューブとは16mm以上のクリアランスがあります。(フルファンダー装着の推奨は700x28C以下です)
余裕のあるクリアランス(シートステー部分)
チェーンステー部分も同様に余裕がある
ハブ軸からシートチューブ最短距離はフレーム490mmでの361.5mm
コンポーネントへの対応
フレームに備わるマウントパーツによってDi2無線、Di2有線、ワイヤー変速にも対応しています。
Di2有線の場合の設定
ワイヤー変速の場合の設定
装備付属品
ヘッドパーツセット・シートピン・リプレースハンガー・各種ケーブル対応パーツ・スルーアクスル・チェーンステープロテクターシールが付属
選べるフロントフォーク
走行スタイルに合わせて、オフセットを変換可能なフルカーボンフォーク「OBS-RBD-TH 700C」と頑強なスチールフォーク「OBS-RBD-ST 700C」を選択することができます。
OBS-RBD-TH 700C
デュアルオフセットを備えた実績あるフルカーボンモデルです。 走行スタイルやタイヤサイズなどに応じて適切なオフセットを設定でき、操舵性の向上に貢献します。また最大700×42Cまでのタイヤを許容することができます。レッグ内側やクラウン下にはアイレットが備わっています。
フォークの詳細はこちら
※写真は490mm OBS-RBD-TH 700Cフォーク装着、カラー「PANTONE 3292C G-7」フォーク同色塗装。
OBS-RBD-ST 700C
強靭なクロモリスルーアクスルディスクフォークで、フェンダー用などの2つのアイレットやレッグ両サイドにはキャリアダボも備えています。オフセットは48mmで肩下寸法はロード系の376mmとし、フレームとマッチングさせています。
フォークの詳細はこちら
※写真は550mm OBS-RBD-ST 700Cフォーク装着、カラー「S-003ブラック G-3」
フォークは未塗装の下塗り状態のものが装着されていますが、指定色に塗装されます。
OBS-RBD-TH 700Cフォークのオフセットによる変化
エンド部分のアルミパーツの付け替えで簡単にオフセットを変えることが可能です。ヘッド角度が72度を基本に地面と平行に5mm変えることができます。オフセットを後ろ(ライダー寄り)に設定の際には付属の専用アダプターを使用します。
オフセットを後ろの48mmにセットした状態。付属の専用アダプターを使用。
オフセットを前の53mmにセットした状態。通常のブレーキ付属アダプターを使用。
ジオメトリー
JFFシリーズのジオメトリーの妙は日本人ライダーに合わせたバランスにあり、モデルごとにその特徴が引き出される設計を行なっています。「#703D」は常に立ち過ぎないヘッドとシートの角度を保たせ、安定したBBの高さと、トップチューブに対して過剰に長過ぎないREACH(リーチ)を維持させることで、持続的な走行快適性と、日本の大柄なライダーから小柄なライダーまで、総合的にバランス感ある安全なハンドルコントロールを行なってもらいたいと考えています。 要望の多かった大きなサイズ、565mmを追加しています。
※2種のオフセットサイズを選択できるデュアルオフセットカーボンフォークOBS-RBD-TH 700Cを想定したジオメトリー表で、700x28C以下のタイヤ装着を想定した一般的な推奨値を先に表示しています。オフセットの変化によるハンドリングは装着タイヤのサイズ以外にも、ライダーのスピード域や走り方の個性によって感じ方にも違いがあります。双方を試されるなど販売店にご相談ください。
※LEG(フォーク肩下)はOF表記値と連動、SO値は700x28Cのタイヤ装着事の想定寸法です。
※JFFジオメトリーはバランスを優先し、フレームサイズ・フォークオフセット・クランク長・シューズなどのサイズや乗り方によって、特に低速での前輪曲げ角度によっては前輪が爪先にぶつかり転倒する恐れがあります。ご理解の上ご購入ください。
詳細スペック
フレーム&OBS-RBD-TH 700C:¥206,800(本体¥188,000)
フレーム&OBS-RBD-ST 700C:¥173,800(本体¥158,000)
- フレーム
- クロモリ熱処理オリジナルバテッド(シートチューブ:トリプルバテッド・トップチューブ、ダウンチューブ、シートステー、チェーンステー:ダブルバテッド)
- サイズ(SL):455・490・510・530・550・565mm
- カラー:オーダー(カラーチャート欄を参照ください)
- Di2・ワイヤー変速・ディスク対応(インターナルケーブルルーティング)
- RITCHEY フラットマウントディスク台座 V2エンド(台座の高さ:10mm)
- RITCHEY ディレイラーハンガー
- RITCHEY スルーアクスル(6mmアーレンキータイプ・アクスル12mm・アクスルピッチ1.0)
- シートポスト径:27.2mm
- Fメカバンド径:28.6mm
- BBシェル幅:68mm
- チェーンフック付
- フェンダーマウント付(フルフェンダー推奨700×28Cまで ※1)
- 推奨最大タイヤサイズ:700×38C(※2)
- フォーク(2種類から選択)
- <OBS-RBD-TH 700C(カーボンフォーク)>デュアルオフセットシステム 48/53mm 1-1/8" 肩下371.5/373mm
推奨最大タイヤサイズ:700×42C(※2)フェンダー取付時最大タイヤサイズ:700×33C(※2) - <OBS-RBD-ST 700C(スチールフォーク)>オフセット48mm 肩下376mm・タイヤ通過域最大幅:53mm
- 付属ヘッドパーツ
- TANGESEIKI TG36IS22
- 付属小物
- スルーアクスル・各種フレームパーツ(装備付属品欄を参照ください)
- 重量
- フレーム:約1850g(490mmサイズ未塗装、装備付属品なし)
- フォーク OBS-RBD-TH 700C:約465g
- フォーク OBS-RBD-ST 700C:約1055g
- ※フレームマークはJFF#703D専用(グレー調のみ)となります。
- ※1 フルフェンダー装着可能なタイヤサイズは、フレームに装着するタイヤやリムの種類で前後する場合もあります。詳細はご購入先自転車店にてご確認ください。
- ※2 推奨最大タイヤサイズはフレームに装着するタイヤやリム及びフェンダーの種類で前後する場合もあります。詳細はご購入先自転車店にてご確認ください。
基本色カラーチャート(全32色)からの指定
カラーチャートから番号と名称にて指定してください。
- カラーオーダーの料金はフレームの価格に含まれています。
- OBS-RBD-TH 700C カーボンフォークへのフレーム同時同色塗装はプラス¥15,400(税込)です。
- OBS-RBD-ST 700C スチールフォークへのフレーム同時同色塗装は価格に含まれています。
- 全色マット(艶消し)塗装も可能です。
- ※フレームマークは#703D専用のグレー調のみとなります。
- ※塗装には4週間程度を要します、ただし遅れる場合もあります。
PANTONE®(パントーン)色からの指定
▲画像クリックで全10ページのパントーン色見本がご覧いただけます。(PDFファイルが開きます)
※PCでの閲覧推奨
また、一つの色から、ソリッドと輝き度合いの弱め強めの3種の仕上げより選ぶことができます。
- 例として「PANTONE 110 C」をご指定の場合、
- ・ソリッドの場合は「PANTONE 110 C G-0」と指定してください。
- ・輝き弱めの場合は「PANTONE 110 C G-3」と指定してください。
- ・輝き強めの場合は「PANTONE 110 C G-7」と指定してください。
- ※「PANTONE 110C G-0」(黄色系)などと追記していただくと番号間違えが発生しにくくなります。
ブラックとホワイトについては基本色カラーチャートの「S-003ブラック」「S-001ホワイト」からとし、輝き度のご要望の場合は「S-003ブラック G-3」「S-003ブラック G-7」「S-001ホワイト G-3」「S-001ホワイト G-7」と指定してください。
3種の違いの目安を以下のブラックとホワイトの写真で示します。但し、あくまで大凡の範疇でありますので、参考としてください。
尚、カラー塗装見本を制作し確認されたい場合は、販売店までご相談ください。(アップチャージ対象)
※PANTONEでの色の選択では、画像での見え方や塗装での微妙な加減などでイメージ通りの仕上げには至らない可能性がありますことをご理解お願いします。
ブラックのソリッド(G-0)
ブラックの輝き弱め(G-3)
ブラックの輝き強め(G-7)
ホワイトのソリッド(G-0)
ホワイトの輝き弱め(G-3)
ホワイトの輝き強め(G-7)
- PANTONE色見本からの塗装料金はプラス¥12,100(税込)です。
- 基本色カラーチャートからのブラック「S-003ブラック」とホワイト「S-001ホワイト」については(G-3)(G-7)の指定でもプラス料金は発生しません。
- OBS-RBD-TH 700C カーボンフォークへのフレーム同時同色塗装はプラス¥15,400(税込)です。
- 全色マット(艶消し)塗装も可能です。
- ※フレームマークは#703D専用のグレー調のみとなります。
- ※塗装には4週間程度を要します、ただし遅れる場合もあります。
「JFF #703D」はディスク化時代に、リムブレーキロードレーサーの軽快さとシンプルな装いを纏い、最新の機能を受け入れたネオクラシックオールロード。初めてスポーツバイクに乗った時の驚きの気分、初めてクランクを回した瞬間に感じた頬を流れるあの風の感触・・・感動を優しく蘇らせてくれます。